「美味しすぎるおはぎ」の生みの親、お母さんにインタビュー

現在クラウドファンディング真っ最中の「母がつくる、美味しすぎるおはぎを広めたい!」プロジェクト。
1週間で100%を達成し、さらに支援が伸び続けるこのプロジェクトへのチャレンジに至った経緯を、
「美味しすぎるおはぎ」の生みの親、BOTAMOCHIya溝口さんの”お母さん”にお伺いました。

ーーこんにちは。クラウドファンディング100%達成、おめでとうございます。

ありがとうございます。

ーーまだまだ募集期間ということなので、今回より深掘りしたお話を伺えたらと思います。

どうぞ宜しくお願いします。

ーーいきなりですが、ご年齢はおいくつですか?

75歳です。

ーーとても見えないですね!お若いですね!

ありがとうございます(笑)





実は、喫茶店時代の人気メニュー

ーー喫茶店をされていたと伺いました。その時のエピソードを教えてください。

始めたのはもう20年ほど前になりますが…愛知県の一宮市で喫茶店を営んでおりました。一宮はモーニングが盛んなエリアです。ご縁があって一宮で始めたのですが、モーニングをするお店が増えてきて、少しでもサービスが良いお店に流れてしまい、だんだんと客足が減っていきました。

サービス合戦なので、曜日を決めて午後のおやつタイムにおはぎを出していたんです。

ーーコーヒーを頼むとおはぎが付いてくるのですか?

そうです。コーヒーを頼むとピーナッツがついてくることがありますが、その代わりにおはぎをつけました(笑)おばちゃまたちは、おはぎの日だけ来てくれるようになりました。

ちなみに、午前はモーニングサービスで、トースト、サラダ、茶碗蒸し、いろいろつけていました。

ーーサービスが素晴らしいですね!採算、とれていましたか…?

一応はなんとかなっていましたが…段々と客足が遠のいてしまうと、苦しくなってきました。

なんとかしなければと思い、午後2時から喫茶店兼カラオケにして、夜10時まで営業し始めました。

お昼が終わって休憩して、午後2時からカラオケを開けていましたが…なかなか22時に終わらないのですよね、皆さん(苦笑)

朝5時からモーニング営業があって、お昼のランチがあって、カラオケをやって22時まで営業して…体を壊してしまいました。

13年ほどお店をやって、一旦区切りをつけました。

ーー大変でしたね!

そうですね…けれど、いつも何かやっていたくて…そう思っていたところ、娘が今回のおはぎのアイディアを持ってきてくれました。

ずっとおはぎを作ることは大好きで、作るともう近所にあげたくなっちゃってあげていました。

この前もたくさん作ったのですが、自分たちのところには4つしか残らなくなっちゃって…

みなさんが「美味しい」と言ってくださるから、嬉しくなってあげてしまうんです。





「美味しすぎるおはぎ」誕生のきっかけ。

ーーおはぎを作り始めたきっかけは何ですか?

私の祖母は北海道生まれなんですが、田舎の方なので、三重県に嫁いだ後もお百姓をしていました。いつもあんこのものときなこのものを作っていて、私も見よう見まねで作り始めました。

ーー最初におはぎを手伝い始めたのはいつ頃ですか?

15歳くらいから作り始めているので…60年、おはぎを作り続けています。

最初は下手だったのですが、何度も作って試してるうちに一定のおいしさで作れるようになりました。目分量ではかっていたものを、今回販売用に、あずき何グラム、お砂糖何グラム、というようにきっちり決めてレシピを作りました(笑)

お正月の時にお餅をつくでしょう。あんこも炊くでしょう。なので、小さな頃から、おはぎときなこはつきものでした。いまだにおかずがないと、ごはんにきなこをかけて食べちゃいます(笑)





母娘の自信作!「おはぎ箱」制作秘話

ーーおはぎ箱の制作秘話を教えてください。

これは娘の案です。見た目はあまり良くないなと、おはぎは一個ずつの形の方が美味しそうに見えると思っていました。箱に詰めてしまうと、なんだこれはという見た目になってしまうのですが….一個ずつのおはぎはインターネットでいくらでも買えますよね。しかし、おはぎ箱の形のものは、見たことがないので、最終的には箱詰めは良いと思いました。

おはぎはあんこが好きな方が買うイメージです。おはぎは一個ずつの形になっていると、底の部分はごはんが見えてしまっている場合が多いのです。けれど、きちんと全体があんこで包まれていた方が絶対美味しいですよね。あんこもたっぷり食べられる形を考えたら、一個の形にしてしまうより、全体に敷き詰めた方がたっぷり楽しめると思って、おはぎ箱の形に落ち着きました。

残ったあんこは小倉トーストにしても美味しいので、私も大好きです。

ーーチャレンジ精神が素晴らしいですよね。

とにかく何でもやりたいので、あと5年ほどでしょうか、娘中心に取り組んでもらって、私もお手伝いできたらと思っています。

何事もやってみないとわからないですよね。やれることは努力してみたいのです。

ーー最後に、意気込みを教えてください。

100%達成、ありがとうございます!200%達成を次の目標に掲げて頑張りたいので、応援宜しくお願いします!



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母がつくる、美味しすぎるおはぎを広めたい!